機能性、耐久性を最大限に実現するために、
デザインから製法まで妥協することなく追求しています。
「深い呼吸ができる」「楽器を軽く感じる」「音の響きが豊かになる」を実現するために生まれた“フロントバー”“補助ストラップ”。これらのデザインはその後のストラップのあり方を大きく変えていきました。「ストラップが体と演奏に与える影響」という概念を生み出したのです。その特徴的なフォルムは今ではブレステイキングを象徴するデザインとなりました。
ブレステイキングストラップの特徴的なデザインとフロントバーは、特許を取得しています。
わたしたちは革を選別する際に、素材を実際に目でみて、触って、試作を繰り返し、ストラップに適しているかどうかを吟味しています。見た目には同じように感じられる高品質な革であっても、ストラップとして製作してみると、使用感が全く異なったものとなるからです。革選びで大切にしていることは、着けていて心地よいフィット感、楽器をより軽く感じられること、そして呼吸を妨げないこと。
ブレステイキング はストラップとして最適な素材を選び抜き、その革の持つ特性を最大限に活かす製作方法にこだわっています。
金属パーツの素材やそのコーティング、クッションなどの副資材の数々。革以外のパーツも実は品質に大きく影響します。パーツ選びが音の響き、機能性、耐久性、心地よい装着感に繋がるため、ひとつのパーツも適当には選べません。
ブレステイキングストラップは、革を知り尽くした熟練職人が丹精込めて製作しています。わたしたちが求める縫製レベル、たくさんの細かい注文に応えることができる職人です。大雑把に作ったのでは、最高品質(体への負担や音について)を維持できないのです。技術の高さはもちろんのこと、長い年月に培われた職人の知恵や知識もブレステイキングの製品に惜しみなく注ぎ込まれています。
1本のストラップを仕上げるには、実に多くの作業行程が必要です。下準備から縫製まで、そこには職人の技と工夫が随所に施されています。ほんの一例ですが、縫製後の糸処理もそのひとつ。糸の切れ端が体に当たらないよう、手作業で1本1本表側に抜いて始末をしています。全てにおいて丁寧に作業を行うことが、ストラップの品質を保ち、見た目の品格を生み出しているのです。